グラベルロードバイクの入門グレードとは思えない程の高性能なアルミフレームが採用された「FUJI JARI1.7」。

高性能なフレームによりカスタムベースとしても優れ、初心者から中級者まで長く愛用できるのもこのモデルのおすすめポイント◎

 

今回は、そんなJARI 1.7のダメなポイントをふまえて、ご紹介していきたいと思います！！

 

 

– 目 次 –
「モデル、価格、サイズについて」 「フレーム性能の紹介」 「パーツ構成/スペックの紹介」 「JARI1.7はこんな人におすすめ」 「JARI1.7のまとめ」

京都市左京区、京都大学近くの自転車店「サイクルショップエイリン今出川京大前店別館」です！
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＼FUJI JARI 1.7はYouTubeでも紹介中／

 

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2023.FUJI JARI1.7（フジ/ジャリ1.7）

【メーカー希望小売価格】￥159,500（税込）
【サイズ（適応身長）】46（160-168cm）、48（165-173cm）、52（170-178cm）、54（175-183cm）、55.5（180-188cm）
【カラー（全2色）】Silk Black、Sabi

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JARI1.7のフレーム性能について

●アルミグラベルロードとしてはトップクラスのフレーム性能

バテッド成型が施されたアルミフレームのJARI1.7

フレームだけであれば、同ブランド上位グレードにあたる「JARI1.5」同性能を誇りアルミグラベルロードフレームとしては優秀なモデル◎

インターネット上でも好評なFUJIのオリジナルアルミ「A6-SL」は、前三角と後ろ三角で配合変え、軽量でありながら剛性を犠牲にしないハイスペック仕様。

 

まずは、注意点として上位グレードとスペック以外で異なる点となるのが、JARI1.7には前後共にクイックリリース式が採用されている点。

これは、リアエンド金具だけを交換が可能となっていて、別売りにはなるがスルーアクスル化は可能◎※ただし前側はフロントフォークそのものを変える必要があります。

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JARIシリーズ共通で、フレーム設計はオールラウンダー仕様◎

グラベルロードらしい幅広い路面レイアウトにフォーカスしながらも、オンロードや登坂といった場面での性能を犠牲にしていない点が日本の土壌と相性がかなり良いと感じます！

 

ヘッドチューブ長は、ポピュラーな長さよりも少し短い印象。

ただし、コラム長に余力を持たせている点で、レーシーな前傾姿勢からアップライトなポジションまで幅広く設定が可能◎

 

ワイヤー関連はフロントブレーキを除き、フレーム内装型◎見た目のシンプルさとメンテナンスリスクに配慮された仕様ですね。

 

JARIシリーズが他のグラベルロードバイクと違う点といえば、トップチューブ下にシリコンパッドが完備されている点。これは、走行不能エリアで担ぐ事を想定された仕様◎

山中走行中では思わぬところで自転車を担ぐシーンは稀ではなく、あると非常に嬉しいポイントと言えます。

 

ボルト台座が非常に多い所もJARIシリーズの魅力の一つ◎

バイクパッキングからキャリア/ラックの設置も容易ですね！

 

フロントフォークはクロモリ素材が採用されています。

同価格帯モデルであればフルカーボンフォークが採用されているケースも多く、重量的にはマイナスポイント。

ただし、コストバランスを取っている事もありますが、クロモリ素材は頑丈である点においては、積載量の多いグラベルロードとしてはマイナス点とも言いにくいですね。またこのクラスは入門層向けバイクとしてメンテナンスリスクがカーボンに比べてかなり低い点も魅力と言えますね。

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JARI1.7のパーツ性能について

JARI1.7の基本スペックはShimano SORA（2×9SPEED）が採用

初心者モデルといえば、Shimano CLARISグレードがポピュラーですが、SORAはその上のグレードにあたりますね。

その為、日常使いからホビーライド+αまでのユーザーにフォーカスされた仕様と言えます！

 

ギア比ではフロント46/30T、リア11-36Tが採用。平地から登坂に配慮された軽めのギア比。

クランク形状はスクエアタイプとなります。

 

ブレーキは機械式ディスクブレーキのTEKTRO社製。

 

リムはWTB SX19、タイヤにはPanaracer Comet Hard Pack 700×38cが採用。

 

タイヤやリムについては、価格帯相応スペックという印象があります。

ただ、残念ながらアッセンブルパーツ全体ではコストパフォーマンスに優れたモデルとは言いにくい印象ですね。

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JARI1.7はどういった人におすすめ？

スペック表だけを見るとJARI1.7はコストパフォーマンスとしては悪い印象となりますが、

アルミグラベルロードとしてはかなり上位に位置するフレーム。フレーム単体での性能が優秀で、実際に乗ってみると非常に乗りやすく扱いやすい点が好印象◎

+αの価格はフレーム性能代と考えるのが良さそうですね！

JARI1.7の個人的には「グラベルロードお試しモデル」といった印象。

・日常使いをメインに年数回のサイクリングや1Dayキャンプであれば、CLARISコンポでもう少し価格を抑える

・今後しっかりとグラベルロードを楽しんでいきたい方の入門モデルであれば、フロントフォークカーボン+スルーアクスルは必須

以上の丁度真ん中に位置するJARI1.7。

 

SORA仕様で街乗りのみであればオーバースペック。しっかりと乗るのであれば少し物足りない･･･

フロントフォークやスルーアクスルでは無いが、カスタムが出来るフレームの仕様･･･

 

【結論：こんな人におすすめ】

今後グラベルロードバイクを楽しみたいとは考えているが、楽しめるか不安 or 続くか分からない⇒出費を抑えたいがいざ「続けたい」と思った時でもしっかりと乗れるモデルが欲しい

こういった人にとってはベストなモデルなんじゃないかと思います！

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2023.FUJI JARI1.7のまとめ

✔独自アルミ「A6-SL」採用のフレームは、アルミグラベルロードとしてトップクラスの性能◎

✔ボルト台座がかなり豊富。バイクパッキングからキャリア/ラックまで幅広い積載が可能◎

✔リアエンド規格「クイックリリース」から「スルーアクスル」へのカスタムも可能（別売）

初めてのグラベルロードを探されている方にとっては、パーツ構成で少しがっかりしてしまうかなーという印象がありますね。

そして、どんなにフレーム性能が良いと言われても、パーツ構成と違い明確にしにくい･･･正直Fuji JARIシリーズの良さを知っていないと購入きっかけが見つけにくいモデルだと思います。

 

ただ、私が言えるのはJARIシリーズが発売されてから6年ぐらい経ちますが、フレーム性能はアルミグラベルロードとしてトップクラスの走行性能を持ち続けている事は間違いないですね。

乗り比べられる機会があったら、是非比べてみてください！コスパはパーツ構成だけじゃないんだなと感じることが出来ると思います。

 

購入後に自分流カスタムを楽しんでいくというのはFujiの得意分野。

JARI1.7をベースに色々とカスタムも楽しめるモデルだと思います！

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