本格派フラットバーグラベル「MARIN DSX FS.2024」MTBライダーの日常使いセカンドバイクとして有能◎
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京都市左京区、京都大学近くの自転車店「サイクルショップエイリン今出川京大前店別館」です!
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本国MARINでは既に発表されている、フロントサスペンションフォーク採用のフラットバーグラベル「DSX FS」
グラベル専用サスペンションフォークを採用したフラットバーモデルは国内市場においてかなり希少モデル◎
\DSX FSはYouTubeでも紹介中/
2023-2024.MARIN DSX FS(マリン DSX FS)
【メーカー希望小売価格】¥217,000(税込)
【サイズ(適応身長)】M(168-178cm)、L(178-188cm)
【カラー】GLOSS BLACK
DSX FSのおすすめポイント
グラベル専用フロントサスペンション搭載フラットバーグラベル「DSX FS」。
フロントフォークは「SR Suntour GVX LOR(60mmトラベル)」のエアサスが採用。
サスペンションフォークとしてはトラベル量が少なく、フラットバーグラベルならではといった印象◎
通常のサスペンションフォークであれば、100mm~のトラベルとなりアグレッシブな悪路であれば必要な量となってくるが、MTBの領域
(ほぼほぼMTBみたいな車種ですが・・・)フラットバーグラベルというジャンルの中でベストなトラベル量だと言えますね。
ちょっとのトラベル量があるだけで、前輪が跳ねにくくなり「サスペンションがある」という安心感が上がりますね◎
もちろんロックアウト機能も採用されており、オンロードでもしっかりと走ってくれる仕様◎
手元でロックさせるリモートレバーモデルでないのはちょっと残念。
ジオメトリ
そしてDSXシリーズの一番の特徴である、シートチューブ中央部にある凹み。これにより、チェーンステー長をギリギリまで短く設計。
チェーンステー長425mmというのは、グラベルロードというカテゴリの中ではトップクラスの短さ。
これにより、ペダリングの反応性に貢献◎
BB DROP値は82mmと(太めのタイヤを履いているので若干座高位置は高くなりますが)かなりの低重心設計。
砂利道や林道といった場面での安定性にフォーカスされた設計と言えますね。
フロントフォークがサスペンションフォークを採用した事で、ホイールベース(リーチ)が長くなり、BB DROP値が深くなっています。
DSXシリーズの特徴は、「チェーンステー長が短く」「BB DROP値が深い」というポイントで、固めの未舗装路を颯爽と走り抜けるモデルと言えます。
それにフロントサスペンションが加わった事で、より一層未舗装路での活躍が期待できますね。
ただし、ロードバイクが得意とするオンロードでの登坂やコーナーを攻める走り方は苦手な印象。
所謂、尖った性能を持つフラットバーグラベルですね。
また、DSXシリーズ共通で、内装ドロッパーシートポストとリアキャリア対応フレームになっているので拡張性もGoodです。
ただし、スタンドの取り付けは少し苦労しそうですね。
チェーンステー自体が太めになっている事や、センタースタンド台座がDSX FSには採用されていません。ご注意ください。
DSX FXのパーツアッセンブルについて
リアディレイラーはShimano SLX、シフターはDEOREのミックスコンポを採用。
同ブランド「DSX 2」よりも少しランクが上がった構成◎SLXを採用する事で、より悪路でのシフトコントロール性を向上。
フロントシングル(ナローワイドチェーンリング)の1×12SPEED採用モデル。
何より、クランクには中空シャフトモデルが採用された点は嬉しいポイント◎
ペダリングでのパワーロス軽減に貢献◎
リアギアは、10-51T(12SPEED)が採用。
正直日常ではここまでワイドなギアは不要。あくまで未舗装路の登坂用ですね。
ブレーキにはShimano社フラットマウント油圧ディスクブレーキ(MT201/UR300)が採用。
下位グレードとはいえ、昨今のコロナ禍の影響によりShimanoパーツが全世界的に供給困難とされている中では嬉しいチョイス。
タイヤはWTB Riddler(700×45c チューブレスレディー対応)が採用。グラベルに適したモデル◎
サイドノブは大きく、センターノブは小さいトレッドパターンになっており、オンオフ両面で活躍
リムもチューブレスレディー対応モデルとなっており、ご購入時はチューブド仕様ではりますが、チューブレスレディー化も容易◎
ホイール固定は、12mmスルーアクスルが採用。ホイール固定力を向上◎
全体的にコスト分配を上手く調整して仕上がったアッセンブルですね。
個人的にはフルShimano SLXでまとめてくれていたらなー・・・っと思いますが
本国のメーカーサイトを確認するとDSX FSが$1,699.00*(約243,597円 9/25現在)だったので205,000円(税抜)設定にしたMARIN BIKES JAPANの企業努力を感じますね(汗)
DSX FXを試乗した感想
設計だけを見ると、登坂とロングライドが苦手だが気軽にオフロードを走っていくモデルという印象が強くはなってしまいますが
(フロントサス付き+低重心モデルというイメージが強く、舗装路は走りにくいとなりがち・・・)
ですが、クロスバイクとして見た場合だとかなりしっかりと走ってくれる印象がありました。
おそらくギリギリまで詰められたホイールベースや太めのチェーンステーの効果性もあってか、加速感も◎
ロードバイクの様に登坂やロングライドをしたい方にはお勧めしにくいモデルではありますが
普段使っているクロスバイクでそのままグラベルに走りに行けるモデルと考えると十分なスペック◎
DSX FSのまとめ
✔グラベル専用サスペンションフォーク採用モデル
✔Shimano DEOREとSLXのミックスコンポ
✔「チェーンステー長が短く」「BB DROP値が深い」個性的なジオメトリ
尖った性能系の自転車が大好物な私ですが、日本の土壌でこのバイクがどれだけ受け入れられるかは不明。
どうしてもフラットバーモデルという点において、長時間ライドは苦手。
そして、固めの未舗装路を得意とするところ。
海外ではMTBライダーが普段使いの自転車でそのまま”サラッ”とオフロードを楽しむ用として人気がありますね。
その為、固めの未舗装路を走れる所が身近にある人にとってはピッタリなモデル。気軽に1Dayキャンプを楽しめる良いモデルだと思います。
舗装路ロングライドが苦手と言っても、クロスバイクとして日常使いをする分であれば必要十分なスペック。
そこそこちゃんと走ってくれますね!
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