既に受注終了となってしまっている、PANASONIC ORDER、カンチブレーキ採用のOCXC03F

PANASONIC ORDER SYSTEM　OCXC03F

ピンクカラーで納車をさせていただきました。

化学成分、機械的処理、熱的処理。この鋼の強さ、硬さに影響を及ぼす、３つのファクターを微妙にコントロールされたオリジナルブレンドチューブ、TANGE PRESTIGEパイプ採用。

軽さと優れた抗張力、剛性を実現しております。

ヨーロッパプロチームによる世界一過酷なパリ～ルーベの石畳やツール・ド・フランスでの信頼と勝利から見いだした、理想の溶接温度650℃。温度管理が極 めて難しいこの超低温ロー付け溶接というハードルを、パナソニックは克服しており、

繊細なプレステージチューブの性能をフルに引き出すことに成功しております。

2015年度からはディスクブレーキ化されOCXC04と進化をとげるコチラですが、

カンチはカンチとしてメリットがあるのは以前のBLOGでもご紹介済み＊宜しければお読み下さいませ。

これはこれで、やはり美しいものです。

今回は当店のオーダーでは珍しいピンクカラー。

けばくないピンクで好印象。

オーナー様は男性ですがお人柄ともピッタリ！

フロントフォークエンドのメッキもキレイ。

エンド当り面をメッキすることで、ハブのロックナットによる傷もつきにくい仕上げになっています。

PANASONIC ORDERの殆どのモデルには、このロストワックスのエンドを採用しております。

剛性と精度が高いロストワックス製法は、一体成型で製作され、車輪を組付けた際に路面を正確にトレースできます。

3Dリッジラグ。

良く見るとラグの突起がお分かりいただけるかと思います。

FEMによる応力解析をラグにも適応し、ラグの形状、肉厚を最適化。また、薄肉の高性能チューブと同時使用することにより、軽量化と剛性のグッドバランスを生み出しています。

自転車に興味を持ち始めた方には中々伝わりにくい事かもしれませんが、

上記にあげたようなクロモリフレームの細かい部分の美しさが折り重なって、全体としてこの美しいフォルムが形成されるのでしょう。

また我々組み上げをする身からしても非常に組み付けやすいのは、その細かい部分の精度が高いから。

この要素は分かりやすく言い換えれば、各部品が、”きっちり動作し、壊れにくい＝維持費が安くつく”という事に繋がります。

自分が思わないところでのメンテナンス費というのは心がかりなもの。

その要素に最大限にフォローをいれてくれるのは、この”精度”のほかありません。

どうでしょう？PANASONIC ORDER　日本が発信するベリーグレイトブランドです！

 

 

 

 

 

 

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