KhodaaBloom(コーダーブルーム) Farna SL 105
こんにちはエイリン北大路店です。
春は麗らかな気持ちになると同時に寂しくもなるそんなアンニュイな気分を楽しんでおります。どうもテレビの音量を必ず偶数か5の倍数にしてしまう強迫性障害の僕です。
昨今のロードバイク事情は選択肢の幅はかなり増えています。どのメーカーにしようか悩みはつきません。そんな中こんなキャッチコピーを謡っているメーカーがあります。
「日本人による、日本人のための、日本のスポーツバイクブランド」
北大路店オススメのKhodaaBloom(コーダーブルーム)のキャッチコピーです。ありがちですが分かり易くていいですね。
さてここで疑問なのが日本人が日本人のために作ったモノは、日本人の要望や求めるものの需要とマッチするのかどうかですね。その答えはこれからのコーダーブルームの努力しだいですが、僕が思うに現状は半分ってところです。
良い意味でマッチしているのが、今までのブログでも上げているクロスバイクのRAILシリーズはかなり完成度が高いと思います。見た目と価格のバランスが良く尚且つ最近の流行りも盛り込んでいるのはさすがだと思っています。そういう意味でクロスバイクでお探しなら、RAILシリーズをすすめさせています。
さてさて今回はロードバイクです。ロードバイクも昨今は細かくカテゴリー分けできるのですが、大きく分けて「レース仕様」か「サイクリング仕様」かに分けられます。ここら辺は各メーカー具体的な言葉はさけていますがエントリー仕様とかロングライド仕様とかで表してあります。
初心者だからといってエントリーモデルにしないとダメかというとそういうわけではなく初心者だからこと高いロードにすべきだというのは自転車屋ではあたりまえのことだったりもします。
そこで問題になってくるのが自転車の材質です。高いものはほとんど「カーボン」がつかわれており、安いものは「アルミ」が使われております。現在はカーボンの値段が安くなってはきていますが、こんな感じです。なのでレースで使うのであれば必然的にカーボンになるのです。
そんな状況に一石投じたのがキャノンデールのCAAD9でした。現在はCAAD10ですね。カーボンキラーの呼び名の通り、レースで勝てるアルミフレームとして確固たる地位を築きあげました。評判も上々でプロですら太鼓判を押すほどですね。僕も乗ったことありますが、ただただ硬いだけではない、実に上手くできたフレームです。アルミ特有のクンクン進む反応性もあるのに跳ねることが少なく操作性もよく、後半に力を残しておけると思いました。軽くて速く走れるアルミフレームはいっぱいありますが、「レースで勝つ」というのに意識したフレームは少ないです。そしてその少ないフレームの一つであることは確かです。
そのカーボンキラーという称号を奪い取ろうと各メーカーはアルミフレームでレースに勝てるフレームを出してきましたが、まだその称号を奪えるフレームはありません。個人的にはfujiのバラクーダが見た目も合わせて好きでしたが…
長くなりましたがここからが本文です。
CAAD10と比べてどうなのか!?
今回ご紹介する。「Farna SL105」を紹介する上で避けては通れない命題かと思います。(もうちょっと軽いブログ記事なら、多分スタッフのミネが当たり障りない言葉でしてくれると思います)
Farna SL 105 ¥175000(税抜き)
コーダーブルームではエントリーロードとして、Farna700というロードバイクがあります。同じアルミフレームですが、FarnaSLが所謂レースに勝てるアルミってやつです。
Farna SLが AL6011 EAST-SL という素材で適材適所にアルミの薄さをや強度を考慮して強度upと軽量化を成し遂げたということです。
驚くべきことに重量が7.8㌔!!
アルテグラ仕様でアルミだと脅威の7.4㌔となっております。
CAAD10は20万で8.3㌔なので驚きです。
そして問題は走りですよね。アルミのキビキビ感はもちろんのこと路面追従性の高さで一際興味を引かされました。いくら速くても跳ねてばかりだとただのロスになります。硬いだけのアルミでよくあるパターンですね。それがかなり緩和されています。
30㌔~の中速域までは簡単にでますし、そこからの速度維持もやりやすい。45㌔以上の高速で安定させようとすると、ホイールの交換したほうがいいですが、最初のスペックでかなり使えます。
これぐらいのアルミだとロングライドもいけそうです。(因みに僕のロングは250㌔以上をさします。)
コンポーネントはフル105で手抜かりはなし。
ホイールもSHIMANO製で手抜かりなし。WH-RS610 前後で3万中盤でチューブレス対応製品です。前後で1791g
ワイヤーはフレーム内蔵式で見た目がすっきり。取り回しは日本人に一般的な右前&左後ろブレーキに合わせて穴が開いています。
シートポストはヤグラまでカーボンになっております。
ちなみにフロントフォークもコラムまでカーボンです。
アルミとは思えない溶接のキレイさです。うっとりしますね~
塗装はツヤケシのブラックですが、ラメが入っているので日光に当たると程よくキラキラしてくれます。ここら辺の気の利き方はさすが日本ブランド!!
デザインは105は少し前に流行ったデザインですね。アルテグラの方が現在がっちり流行中のデザインになっています。
どちらが好みかは分かれるところ…
CAAD10と比べてということですが、、、、、
正直勝った負けたの勝負ではないのでなんとも言いがたい!
ロードバイクはレースでどうだこうだという意見やインプレッションは多いですが、ロードをレースだけで使うわけではありませんよね。週末のサイクリングがほとんどですし、ましてや毎日の通勤通学で使うことの方が多いかもしれません。そんな時にカーボンなら気疲れしてしまうかもしれません。そういうときに、毎日の通勤通学から週末のサイクリングやレースまでを高い次元で両立出来る一台としては確固たる地位を築ける一台なのではないでしょうか?
速く走ったり、長い距離走るというのはロードバイクにとって当たり前だと思います。プラスαでなにが出来るか、その自転車からなにが感じられるかというのが今の自転車作りには必要なのではないのかな。
そういう意味では「日本人による、日本人のための、日本のスポーツバイクブランド」だからこそ、深い意味で日本人に合った自転車を作れているのではないかと、気付かされたのかもしれません。
京都では北大路店でしか現物が見れないみたいなので、是非身に来て試乗してみてください。
ぜひぜひ~
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