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TYRELL RX +9000DURAACE オリジナル完成車

店舗:丸太町店(スポーツ車メイン)
本記事は最新の更新から1年以上が過ぎています。内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

日本ブランド タイレルTYRELL の意欲作、TYRELL RXを当店にてアッセンブル致しました。

TYRELL RX フレームに関しましては、過去ブログをご参照下さいませ。

TYRELL RX オリジナル完成車@519,800-(税込)

”ピュアレーシングスチールフレーム”と位置づけられるRX。

コンポはホイール以外全て9000系DURAACE 2x11SPEEDで。

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フレーム:TYRELL RX 510mm 1700g

フォーク:ENVE 380g(コラム350mm時)

メインコンポ:SHIMANO 9000 DURAACE

ハンドル:3T ERGONOVA PRO 400mm

ステム:3T ARX TEAM BLACK SERIES 100mm

シートピラー:3T IONIC 25 PRO

サドル:FI’ZI:K ARIONE CX

ホイール:TNI Evolight Hub+HSHI#15spoke+NoTubes ZTR ALPHA 340

タイヤ:IRC ROADLITE TUBELESS 700x23C

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上記スペックで、総重量:7.44kg *ペダルレス

スチールフレームでは中々達する事が出来ない7kg台に突入!

という非常にインタレスティングな車体となっております!

それでは、まずはフレームから見て行きましょうー。

シートチューブとダウンチューブには非常に軽量なニオビウム剛混合コロンバスLIFEを採用し、軽量化に大きく貢献。

バテッド位置を思い通りにする試み。

と、トップチューブにのみ同社MINIMAXを採用。

製作者の拘りが強く感じられます。

リアバックには、REYNOLDSのパイプなど様々なテストを繰り返した結果、別チューブTAIWANメイドPW4301を採用し、バツグンにしなやかな走行フィーリングとなっております。

さらに、510サイズ以上のフレームは、よりパワーの伝達を高めるため、焼き入れ処理のシートステーを使用しており、逆にフレームサイズが小さいものは硬くなり過ぎないようにするためにシートステイとチェーンステイに焼入れをしてありません。

この辺りの拘り方は流石の一言。

標準で付属されるフォーク部は、最新のテクノロジーで高性能なカーボン製品をリリースしているENVE社(エンヴィ)のフルカーボンフォークを採用。

もちろん商品なのできつい下りでは試乗しておりませんが、

ねじれにも強く、安定感あるハンドル操作ができ、高い振動吸収性がRXの走行性能を与えてくれる事でしょう。

(標準カラーはマットブラックです。)

スチールフレームでの走行において、ここまで高い走行性の車体にはそうそう出会える事は少ないでしょう。

後に記載されるホイールとの相性も良く、非常に軽く心地よい乗り心地。

チェーンステー405mmと短めである事とリアチューブのしなやかさが絶妙なバランスを保っているおかげでしょうか、座り時にも立ち漕ぎにも非常に軽くスイスイ前に進んでくれ、

3AL2.5Vを採用した高級チタンバイクに乗っているような印象をうけました。

ホビー~ヒルクライム、ましてやブルペなど様々なシチュエーションでかなり高いモチベーションをもっているのではないか?と思います。

さて、ここからは、せっかくなので9000系DURAACEをメインに各採用パーツもご紹介ー。

クランク 50-34T 170mm

もうすっかりお馴染み、ペダリングが上死点/下死点に来た時に大きくかかる負担。

そのデッドスポット(5アームのうち一本)を排除した4アーム方式を採用したクランク。

ギア板は中空。剛性と軽量のバランスはピカイチなのではないでしょうか。

フロントディレーラー。

ずばぬけた軽さを得る事が出来ます。

リンクを長くとることで-43%のパワー削減に成功。

サポートボルトを付加し剛性を補い高負荷時でも安定した変速性能を発揮し、よりスピーディーな変速性能。

レースはもちろん日常使いとしてもノンストレス。

ハイトルクになるフロント変速にかけて-43%の削減は非常に効果的。

このあたりはULTEGRAやNEW105にも落とし込まれておりますね。

リアディレーラー

従来ではトップ→ローにかけて徐々に大きなパワーシフトが求められたが、それを解消。

大幅改良されたケーブル(接触面積を少なくする加工とアウター内のシリコングリス封入。10速不可)との組み合わせによりトルクを一定化。

RD-7900比-47%のパワー削減に成功しております。

バネプレートを落としてケーブルルーティングを変更。

特にロー側が劇的に軽くなっております。

カーボンゲージ採用し、非常に軽量な仕上がり。

STIレバー

ST-7900比 -30%のリリースストローク。

コンパクトなブラケットは人間工学に基づいた設計とされており、2種類の素材を使い分けたブラケットラバーを採用し快適性とグリップ力を向上。

前のほうは硬く、手前は柔らかなパッドを使用しております。(因みにULTEGRAは1種類の素材)

ブラケット周長12.5cm (7900系⇒13.5cm 7800系⇒11.7cm)とブラケットも非常に握りやすく、立ち漕ぎ時にも力を入れやすい。

もちろん路面振動・上体のささえ、ブレーキングにおける手/指の疲労軽減してくれます。

因みにバーテープは巻かずに展示しております。

ブレーキキャリパー。

2ベアリング+1ローラーのダブルピポット構造へ進化。

ピポット⇒シューボルト位置までの距離を17mm短くし剛性を増し10%のパワーアップ。バツグンのタッチを得れます。

引き抵抗の少ない樹脂コーティングされた新ケーブル(他モデル不可)との組み合わせで同じレバー入力に対し+20%パワーアップ。

加えて主流になりつつあるワイドリムの23mm幅へ合わせて設計しております。

スプロケット 12-13-14-15-16-1⑦-18-19-21-23-25T

ロー側5速をチタン。アームをカーボン化しており非常に軽量。

チェーン。

今まではジンクアロイ(Zn処理)「水素脆性対策」を採用。

今期より特許PTFE処理「Ni-P-PTFE合金皮膜は滑り性が良好。

スプロケットとのかかりは流石にバツグン。

リンクプレートの穴あけを行わず走行向きなしにする事で剛性も従来レベル。

因みにCN-7900比耐摩耗性20%アップ。

ステアリング周りはイタリアの名門、3Tを採用。

ルックスも良く、ステムの固定力、軽量性も申し分ない。

シートピラーも同じく3Tでコーディネイト。

画像では途切れていますが、クランプ部はDIFFLOCKシステムで非常に固定力の高いモデル。

座り漕ぎ時の踏ん張りにもしっかり応えてくれそうです。

サドルはFI’ZI:K ARIONE CX。

跨れば分かりますが、パッドが2層構造で形成されておりノーマルのARIONEより、圧倒的に座り心地が良く、更に軽量に。

過去ブログでも紹介済みの手組みホイール部。

非常に軽量かつ高剛性、コストパフォーマンス大なTNIハブ+NO TUBES  TUBELESSリムを採用し、スポークは#15で軽さに一役。

クイック抜き総重量1434gと非常に軽量。

28Hでの組み付けにより剛性や耐久性も確保しております。

せっかくなのでチューブレスタイヤ、IRC ROADLITE TUBELESSを採用。

チューブレスによる路面へのダイレクトな食いつき、漕ぎ出しの軽さは好印象。

7気圧程での走行インプレッションでしたが、路面の細やかな振動も良く吸収してくれました。

もちろんリムは通常のWOタイヤも装着可能ですのでお好みのタイヤを採用しても宜しいかと思います。

などと長文になってきましたがー、あれやこれやと非常に楽しめるスペックとなっております。

因みにフレーム単体のスペックは↓

【フレームセット価格】フォーク、ヘッドセットを含む
¥180,000(税抜き)

フォーク:ENVE 2.0 FORK マットブラック(ロゴ:ホワイト)

標準カラー:カドワキパウダーコーティング製パールホワイト

【オプション】
フレームカスタムカラー:+22,000円(税抜き)
フォークカスタムカラー:+6,000円(税抜き)

9サイズと非常に細やかなサイズラインナップ。

身長153cmほど~188cmほどまで対応してくれます。

DURAACE組みのスチールバイクという流れは、オーダー以外では中々お見かけする事は少ないでしょう。

フルカーボン顔負け!スチールで7.44kgという軽さは、お見事。スチール唯一のデメリット、重量を払拭。

そして更なる付加価値として、国内最高レベルの美しさと耐久性、カドワキコーティングによる粉体塗装。

現行最高レベルの ”遊べる、そして勝ちにいくスチールバイク” となっております。

軽さは欲しいが、どうしてもカーボンのルックスに馴染めないという方は

是非コチラの TYRELL RXをトライしてみてはいかがでしょうかー?

他画像はFLICKRにもアップしておりますのでご参考下さいませ!

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