こんにちわ！京都市内で営業しておりますサイクルショップEIRIN丸太町店 です。

いやはや、サムかとです。昨日より京都でも大雪に見舞われ、とうとう寒さがリアルになってきましたね！いよいよ、冬本番です！

今日はコレ！ばびん！

 【 PANASONIC ORDER/パナソニックオーダー2017モデル】　OCXC06 シクロクロス完成車のご紹介～

【PANASONIC ORDER/パナソニックオーダー2017】　OCXC06　TANGEプレステージ採用クロモリ・シクロクロス完成車

【ULTEGRA/105ミックス完成車】

●定価￥30.8000-（税別）～⇒当店価格￥277.200-（税別）～

【フレーム+フォークセット】

●定価￥150.000-（税別）～⇒当店価格￥135.000-（税別）～

９０年代、パリ～ルーベ優勝、ツールドフランス区間優勝など輝かしい世界的な実績を持つパナソニックがオリジナルでブレンドさせた、軽量且つ優れた抗張力、剛性を持つ、CR-MOパイプ「PRESTIGE/プレステージ」を採用したシクロクロスレーサー。

当BLOGでは幾度も登場する本パイプ「TANGE PRESTIGE/タンゲプレステージ」。クロモリらしく細いそのフォルムながら、”芯”がしっかりと感じられ、ギアを重めにかけて踏み込むとグイグイ前に進んでくれます。

個人的に90年代当時のプレステージパイプを使用した、ロード、シクロ、MTB、ツーリングと四台所持しておりますが、現在のパナオーダーでは当時のものよりダウンチューブパイプ外径をもう一回り太くしており、軽さとしなやなさを失わずに更に剛性感をアップしている印象。

またPRESTIGEパイプには、素材がへたってきた後でもその独特のバネ感が損なわれ難いという他のクロモリにない特徴があり、長くその車体と付き合いたい方、またツーリングや今回のシクロクロスのようにタフに使う車体には非常に相性が良いでしょう。

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過去BLOG「クロモリ素材と熱処理について」も是非ご覧下さいませ。

ディスクブレーキの強力な制動力を受け止める、クラウン～レッグ部においてボリュームアップしたオリジナルカーボンモノコック CXフォーク。

余り語られない内容ではありますが、パナソニックバイクに採用されるオリジナルで設計されたカーボンフォークは、非常に高い剛性感が感じられます。おそらくは安全基準「SBAA」をクリアするにあたっての意味合いも含まれているかと思いますが、その剛性感は、”ねじれ対策”にも強くダンシング時にライダーのパワーをしっかりうけとめ、推進力=スピードアップにおきかえられている印象を受けます。

車輪を組み付けた際に路面を正確にトレースする、硬度と精度の高いロストワックス製法で仕上げれれたオリジナルディスクエンドを、スチールの強度変化のが起き難い650℃の低温銀ロー付け溶接で仕上げ。

ディスク台座の位置は、ディスクブレーキのより高いストッピングパワーを受け止めるシートステーとチェーンステーの間に設けられております。

エンド部自体はロストワックス製法で仕上げられ、前述にある名パイプ「PRESTIGE」の特性を極力損なわないよう、低温の650℃の銀ロー付け溶接で、1本1本職人さんの手により仕上げられます。

パナソニックオーダーの自転車の組み付けにおいていつも思うことはこのエンド部の仕上げ。見た目には一切関わってはこないが、やはり車輪がピタっと路面に対し水平垂直に組み付けることができます。

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流行の逆手をとる、レース（現場）で鍛えられたからこそのリアブレーキアウターというリアルな仕様。

昨今の流行ではワイヤー類はフレーム内蔵が流行とされており、見た目の美しさやシクロクロスにおいては泥詰まりの防止などメリットにおいては勿論の事一理あるのですが、本車体はその真逆をいくフルアウター外装という仕様。

これは油圧ブレーキ使用の際におけるエアの噛みや、転倒によるレバー交換など、急なトラブルにもワイヤー内蔵フレームに比べ大幅に対応が早い。このあたりは世界を相手にする（氷点下の環境などですら戦う）女子全日本チャンピオンを多く輩出するパナソニックレーシングチームからのリアルなフィードバックでありましょう。

今回オーダー頂いた仕様は、この白をベースとした、赤、青、黄色という”パナソニックレーシングカラー”＊+￥8.000-（税別）。やはりオススメ。

パナソニックオーダー、その歴史的背景や、海外ビッグブランドにはない内に秘めたる格好よさ、やはりグッと来るものがありますね！！

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