シクロクロスのすすめ

2012.02.08

店舗：丸太町店（スポーツ車メイン）

カテゴリ：丸太町店（スポーツ車メイン）

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どうもコンニチワ！サイクルショップEIRIN丸太町店です。

先日のブログでも報告させていただきましたが、関西シクロ皆さんお疲れ様でした。

さて、このシクロクロス。もちろん競技（大会）の名前でもある前に、車種の名前でありまして、（詳しくはWIKIにもありますんで読んでみて下さい。）

他のロードレーサーやMTB、クロスやトラック（ピスト）に比べてまだまだ認知が低い車種なのですが、

当店では、このシクロクロスという車種を競技含めてとてもプッシュしておるわけです。

今回はシクロクロスのいいところをフンダンに書いてこうと思います。

文章でまとめるには各メーカー様々設定が細かすぎるので全て取りまとめて書くこともできませんので、”いや、違うんでないか？”との突っ込みももちろんあるかと思いますが、、、。優しい目で読んで頂ければ幸いです。

まずシクロクロスってどんなものなのか、分かりやすくいうと、こういうものです。

（MASI　SPECIALE CX　UNO　当店価格￥85.000-）

まーぱっと見、タイヤの太いロードレーサーっていうものでして。

となんや中途半端なロードレーサーだな？タイヤ太いし遅いやーーん。と思われそうなのですが、もちろんそれはそれで大正解！

ただ、これがこれが発想を逆にしてあげるとロードレーサーに出来ない利便性も多々あるものなのです。

例えば

◎タイヤが太いと安定感がよく、荷物を積載してもバランスが崩れにくく、上半身が疲れにくい。空気が沢山入るので弾力性も上がり、またまた乗り心地が良い。また舗装路以外の荒れた道も走行可能。段差越えなどの衝撃にも強く、ロードほどのパンクへの懸念がない。

◎フレームも剛性高いものが多く、頑丈。

◎ギア比がワイドに設定されているものが多く、斜度や疲れなどに合わせて、軽く～重くまでワイドなギアの踏みシロを選択することが出来る。

◎タイヤを細く交換してあげれば、ロードレーサーのような乗り味にも変更が可能。（逆にロードレーサーはフレームとタイヤとの幅が狭く、タイヤを太くできないものが多い）

◎ロードレーサーに比べてアップライドなポジションがとれ乗車姿勢も楽に取れるように設計されているものが多い。

などと、ロードレーサーでは得れない部分も多々あるのです。

要は

◎ママチャリよりも快適に通勤・通学がしたい。

◎スピードに乗って長距離や琵琶湖一周など自転車ツーリングがしてみたい。

◎ドロップハンドルに興味がある。

と、ドロップハンドルのロードレーサーに興味がある方、だけどレースって訳ではないんだよな～的な人にはピッタリなのです！

もちろん、ロードレーサーはロードレーサーで舗装路を長く速く走るには一番いいんです。まる1日や2日ほどの荷物の少ないツーリングにはやはり向いていると思います。

ただ一つ、ツーリングに対してのロードレーサーの難点は荷物が積みにくいことなんですね。　長時間・距離になると、やれ着替えやなんやと荷物が増えるわけです。

もちろん、荷物積載だけのことでいうとMTBなんかはさらに頑丈になるので、より超長距離・荷物ターっプリなツーリングにはピッタリです。ただ、タイヤが太すぎる為舗装路を他の車種に比べて抵抗が増え高い巡航速度を得る事ができないのも事実。

となると、このシクロクロス。舗装路や鴨川沿いなどのややダート、歩道への段差乗り上げなど、町乗り～長距離までひじょうに汎用性高い、車種なのです。

もちろん、志の高い方は、前述の冬季の関西シクロクロスみたいなシクロクロスレースにも参加できますし、ハイスペックなものを作れば、他の季節に開催されるロードレースにも参加できます（実際、ツールドフランスやパリ～ルーベなどのビッグレースにシクロクロスを採用される選手もいます）そして、普段は町乗り～ツーリングギアとして使っていただけるわけです。

実際僕もシクロクロスをそのように使っています。

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少し話が脱線しますが、その関西シクロクロス。何故、こんなにも車種さながらプッシュしているかというと、非常に手軽に参加できるからなのです。

例えば、桂川の会場に行くまでも当店から自転車でも一時間ほどで行けます。中々こんな市街地で開催されるレースも少ない。近いので友達なんかの応援も誘いやすい。

周回コースをぐるぐる周るレースなので、見てる人たちも観戦する場所を変えたり飽きが来ない。他のレースだと行ったきりとかも多いのです。

僕らも出てるカテゴリー3の30分なら普段運動しない人でも頑張れる（辛抱できる）。語弊があるかもしれませんが、安いクロスバイクなどでも参加できる。急激な坂があるわけでもないのですごいテクニックなどはいらない。ヘルメットさえあればどんな服装でもOK。

などと、初心者の方でも、とにかく全力でペダルを回したい方にはピッタリなのです。

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ロードバイクやMTBとは機能としての着地点が違うので、同一線上で語れないのですが、見た目が似ているロードレーサーで比較するならば、

ロードレースのために自転車を買うので無ければ、ロードバイクよりもシクロクロスバイクをオススメします。またMTBより高い巡航速度を得る事ができる、非常に汎用性の高い万能車種なのです。

と、長々と屁理屈を並べましたが、あえて理屈立てて言うとそういうことなのです。

昨今、車種それぞれとても円熟されており、全てのことが1台で補える自転車はないと思います。シクロクロスもその一つ。舗装路においてロードレーサーよりは遅いですし、MTBほどの悪路走行は出来ません。