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RITTE BICYCLE
6/10の当店BLOGで紹介しましたが、この夏より
RITTE BICYCLEの取扱を丸太町店にて開始いたしました。（日本サイトはコチラ）
ベルギーのバイシクルシーンを敬愛し絶妙なデザインを纏うアメリカンブランド。
非常にオシャレで、研究熱心で、愛情タップリ。
時にシニカルな雰囲気が、グラフィックなどからもぷんぷん匂ってきます。
この手のアプローチは、この業界でも中々なかった部類ではないでしょうか？
THE VLAANDEREN FRAME+FORK ￥259.200-（税込）
Clearance for 25c tires with room to spare.
Tapered headtube with 1 1/4” bottom bearing.
Integrated seat mast.
BB30 bottom bracket.
Designed for stability.
Four color options: Gloss Gray, Gloss Belgian, Matte Black/White, Matte Belgian Classic.
Di2 ready.
日本製ハイモジュラスカーボン採用、BB30、1 1/4テーﾊﾟ-コラム、インテグラルシートポストを採用したトップグレード。
当店在庫はサイズ：M
重量は、フレーム：1160ｇ（シートピラーNOカット）、フォーク380ｇ（コラム300ｍｍ）、ピラークランプ140ｇ
＊ホイール・ハンドル･ステムはイメージです。
フランドル旗をモチーフにしたヘッドロゴ
自転車を選ぶ基準として、価格はもちろんですが、機能・重量・フォルムなど様々な要因が挙げられまが、
その中でも、”グラフィック/デザイン”も大きなポイントの一つでしょう。
フルカーボンバイクでここまで、わかりやすく”良いデザイン”が施されたフレームは少なかったのではないでしょうか？
チェーンステー内側にはモデル名；VLAANDEREN
因みにVLAANDEREN（フランドル）とは、オランダ南部、ベルギー西部、フランス北部にかけての地域名。
ご存知の方も多いと思いますが、こちらでツールドフランドルというパリルーベに並んでクラシックレースの頂点として存在するレース開催地。
250ｋｍの長距離に加え、後半からの石畳の激坂がエゲツナイ。
近年ではカンチェラーラがボーネンを置き去りにした激坂でのアタックが語り草に。
その地域旗のマークが、VLAANDERENのヘッドマークのモチーフになっております。
インテグラルシートポスト
BB30
電動/機械式 ともに選択が可能。
現在進行形のテクノロジーをしっかり搭載されたカーボンフレームであり、且つ非常に洗練されたデザインであるVLAANDEREN。
我々が最も気になるフレームの一つであります。
話しは続きます。
僕達がこのブランドに興味を持ったのは決してデザインの良さだけではありません。
RITTE BICYCLE サイトのブランド紹介文にある、そのブランド名の由来もその一つ。
恐ろしくカッコイイ選手の名前からブランド名をとっている。
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勝手に解釈すると、
アンリという名前フランダース出身の才能ある若手のバイクレーサー”Ritte”は、第一次世界大戦が終了したばかりの1919年、戦地からすぐにツールドフランドルのスタートラインに、
バイクを持たずに現れ、地元人の自転車を借りて参加する。
この時点でもう既にカッコイイ。
典型的なRitteスタイル（走法かな）で、すぐに集団を攻撃し、かなりのリードを築きながらも、
なんと最終ラップを走るベロドローム手前でルートをそれ、パブでビールを飲みに行って、しかもそこで4～5杯もいっちゃったそう。
戦後という極限からの開放。彼は勝つ事よりも地元のみんなと楽しくやることを重んじた。平和への幸せを分かち合いたかったのでしょうか？
結局ヘロヘロになりながら、ベロドロームに戻ったみたいですが。。。
もちろん飲酒運転の賛否はここではどうでも良い。
ゴール前に酒を飲みにいくという、奇をてらうのが好きな性質の選手であったかどうかまでは調べきれてませんが、
きっと彼は、平和が戻り、そして何よりも自転車競技に参加できた事が、心底嬉しかったのでしょうか。
確かにヨーロッパには戦争の歴史が根深い。
今年のツールドフランスでも多々その辺りを紹介しておりますね。
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僕は、その奇をてらった選手というイメージよりも、その先にある、”HAVING FUN”というイメージをRITTEブランドは重んじ、名前にしたのではないか？
などと勝手に想像しております。
そのイメージは、カッコイイポスター類はもちろん、その活動･行動からもぐっと伝わってきます。
今期のGARMINSHRAPの頭を守るPOCとの共同チーム、Team POC+RITTE や
Ritte Women’s Team もおそろしくカッコイイ。
ここまでカッコイイ女性チームをあまり見た事が無い。
RITTE CX TEAMもオチャメ極まりないですね。
見た目や宣伝だけではなく、もちろん”走ってなんぼ”。
自転車という媒体を通して、それに関わる全ての状況で”楽しもう”とするその姿勢が、隙無くうかがえる。
非常にステキだと思います。
そして、それをここまで完成度高く、”形/スタイル”にまでもっていっている労力？を想像すると、やはり月並みではありますがリスペクトしてしまう。
そして、最終着地として非常にオシャレであるところも、決してキライではない。
話はずれますが、先日満40歳を迎えたがっちがちの中年からあえて言わせてもらうならば、”自称オシャレキッズ達よ、ここまでやってようやくオシャレと言えるんだからね。”と言いたい。
もちろん日本ではまだまだ知名度にの低いブランドではありましょうが、そこに共感してしまったのはもちろん僕達だけではないでしょう。
これを期にマスプロ大手ブランドでは出来ない、”ほど良い立ち居地”にあるこういったブランドにも、皆さんに興味を持って頂ければ。と思います。
因みにキャップもあり。￥2.484（税込）
アパレルもすこぶるカッコイイですねー。取寄せも可能ですー。
いやー、長い文章だ。すいませーん。
ご興味ある方は是非当店まで起こし下さいませ～！
うーん、隙が無い。
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株式会社エイリン サイクルショップEIRIN 丸太町店
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