因みに、風洞実験のご様子は↑のように。

効果にバラつきの多い本物の人間で行わず、動く（ぺダリングする）ダミー人形で行われたそう。

普通は固定型のダミー人形で行われる（更にパーツもほとんどついてはいません）のですが、ＧＩＡＮＴは、「動くダミー人形」で、更にボトル、コンポーネントパーツまで全部つけて、風洞実験を行ったそう。

ＲＡＢＯＢＡＮＫジャージが泣けますね。

確かに、実際に乗車する時は当たり前ですがコンポーネントは全部付いてますし、きっとボトルやツール缶なども付属しているでしょう。

この条件が最もリアリティーあるデータがとれるように思えますね。

ＴＲＰ製ブレーキは、フォークの後ろへ。

他社と違いフォークと一体型でないので、補修も容易にできますね。

前から見るとブレーキはすっぽり隠れて。

ヘッドチューブも流線型にえぐれております。

シフトケーブル台座はステム後部になりますので、ここも空気抵抗軽減。

たまたまお店にあった上のデータ表にもでているＲＩＤＬＥＹ　ＮＯＡ　ＦＡＳＴと見比べると、確かに上のデータの内容も頷ける。

そしてＩＳＰシートポスト。

やはりフレームと一体成型する事により重量は少なく済むのと同時にフレームをトータル的にデザイン出来るという利点。

また、シートステーを下方に位置することによりシートチューブ～シートポストで、しなりを生む事ができます。

またトップチューブとの交差点は非常に細い。

ここも、乗り心地をしなやかにさせる要素の一つでしょう。

因みに、この専用ボトルゲージ。

ボトルが付いているほうが、空力性能が上がるそうです。 

選手は最後のもがきで中身のみを捨ててもう一度ボトルを戻しちゃうんだそう。

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因みに皆様には申し訳ございませんが、雨の合間をぬって20ｋｍほどですが、先に試乗させていただきました。